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極寒対応の防寒着の裏地について

意外と知らない防寒着の裏地の種類 ナイロンタフタ・キルティング・トリコット・アルミ

冬季の屋外作業をするうえで重要なのは、「動きやすさ」と「保温性」ではないでしょうか。
一昔前の極寒用の防寒着といえば、裏地にはカットボアーが一般的でした。
カットボアーは表面が毛羽立っているため、新らしい状態のうちは肌触りがよく保温性も確保できましたが、一年使い込むうちに毛羽立ちがインナーに引っ付く・徐々に保温性が衰えてくる・・・などの不満点も多々ありました。
最近では、ハイテクな裏地を使用することにより、薄くて軽いのに保温性は充分に確保が出来ていて、過酷な現場でも着用してもらえる極寒用の防寒着が発売され、ユニフォームとしての着用も増えています。

中でも、『ナイロンタフタのキルティング裏地』は比較的安価な商品に採用されています。
また、肌触りが良く弾力性・伸縮性に優れ、肌着などに使用される『トリコット』も防寒着の裏地としてよく使用されます。従来の極寒防寒着の中綿
最近よくみかけるのは、裏地全体にアルミ蒸着を使用している、
いわばアルミの魔法瓶の中に入る様な感覚の防寒着があります。
アルミなので重量は軽く、それでいて保温効果は絶大なのです!
作業者をやさしくサポートしてくれ、一度着用すれば、他の物を着れないとの声も聞かれるくらいだそうです。
裏生地が極寒用防寒着の保温力を左右するといっても過言ではありません。
是非裏地にも気をつけて商品を検討したいものですね。