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極寒対応の防寒着のメリットは?

かつての作業用防寒服

極寒対応の防寒ユニフォーム

ほんの数十年前までの作業服用防寒着といえば、(今でももちろん着用されたりはしていますが、)裏にボアが付いている綿素材のものだったり、表生地と裏生地の間に中綿を入れたナイロン素材のものが主流でした。

これらの商品はある程度の寒さまでは対応できましたが、極寒用の防寒としてはどうだったのでしょうか?

おそらく、寒さを防ぐために何枚ものシャツを重ね着したりして動きづらかったでしょうし、長時間の作業にも不向きで、幾度となく休憩をとるなどして、仕事の効率も悪かったかもしれません。

かといって、中綿の量を増やせば厚みが増し重くなり、これも作業には不向きだったはずです。

近年の防寒着の傾向

ハイテク防寒機能

ここ近年では、中綿に換わって羽毛も注目されるようになってきましたが、ダウンジャケットのようにモコモコでは、これも作業には向いていません。

そこで、繊維メーカーは、従来の中綿よりもより軽く、薄く、そして暖かい素材を化学的に作り出し、極寒の中でも耐えうる防寒着の着用を可能にしてくれたのです。

極寒用防寒着には幾つかのタイプがありますが、共通していえるのは、『薄くて軽いこと』、そして『衣服内の体を外気から守り、体温(衣服内温度)を保ってくれること』です。

従来の防寒着とは違って、動きやすく、長時間の仕事にも従事できますので、効率も良くなる事でしょう。